M-ji, M.D., Ph.D.

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はじめての飛行機輪行

はじめての飛行機輪行

 はじめての飛行機輪行だったので苦労話を含め備忘録的に残しておきます。

 輪行のためケースであるシーコンは簡単に自転車を収納できて、キャスターが付いているので移動に便利でした。プロチームが移動に使用しているのもうなずけます。ただしシーコンと自転車と荷物を合わせると総重量が20kg弱になるので、階段など段差で持ち上げるのがかなり辛いです。駅構内や空港内の平らな路面を短距離移動するのには適していますが、普通の道路を長距離歩いて移動するのは困難です。

 自宅から車にシーコンを乗せて空港まで行こうと考えていましたが、お盆時期の駐車場の混雑状況を舐めていました。羽田空港や周辺の民間駐車場は軒並み満車で予約できず、仕方なく電車で行くことにしました。朝5時台だというのに京浜急行横浜駅から並んで乗車する状況でした。なんとか乗車できたもののスペース的にかなり厳しく羽田空港に到着する頃にはホッとして背中にびっしょりと汗をかいていました。羽田空港に到着してからも自転車を預けるのに長蛇の列。自分の順番が回ってきてからも、「万が一壊れても文句は言わないよ」的な同意書にサインをし、検査員が来てシーコンの中身を確認したりと時間を要しました。搭乗時間ギリギリになってしまい冷や汗たらたら・・・。帰りの福岡空港では5分ぐらいの出来事が、1時間はかかったように思います。やっと全てを終えて搭乗口に到着した頃にはクタクタでした。というわけで飛行機の中では熟睡でした。

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 福岡空港ではベルトコンベアに乗ってシーコンが出てくるのかと思ったら、係員が持って来てくれました。中身をざっと確認しましたが特に問題はなさそうでした。空港ではミニバンタイプのタクシーがあるだろうと楽観的に考えていましたが、セダンしか止まっていない。がーん・・・ 途方にくれているといかにも九州男児っぽいタクシーの運ちゃんが大丈夫!大丈夫!とセダンのトランクに載せようとしました。途方にくれていたので促されるまま載せました。案の定、トランクは閉まらず。俺に任せろと、ゴム紐を出して来てトランクの蓋とボディーを繋いで閉まらないまま出発。シーコンの4分の1ほどは外に出たまま。段差のショックで落ちるのではないかハラハラしながら後部座席からずっと後ろを注視していました。やっと妻の実家に到着しました。  

 そんなこんなで、はじめての飛行機輪行だったのですが、福岡でのライドは最高に気持ちが良かったです。ずっと広がる田畑、青い空、蝉の声しかしない山道、すれ違う自転車乗り同士の挨拶、輪行の苦労以上の喜びがありました。  

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 僕なりの飛行機輪行の教訓ですが、

・空港までは自家用車の方が楽

・お盆時期の駐車場予約は早めにすべし

・2時間前には空港へ 空港にミニバンタクシーがあるとは限らない、あらかじめミニバンタクシーを予約しておくか、レンタカーなどを検討する

 

輪行の苦労以上のライドの喜びが必ずある!苦労してでも輪行した方が良い。

飛行機での帰省や旅行の楽しみの幅が広がったように思います。