湘南シクロクロス第3戦中井中央公園CM3 2位 昇格!
今シーズン3戦目(第1戦湘南国際村ー第2戦開成水辺スポーツ公園)の湘南シクロクロス第3戦中井中央公園大会。この中井中央公園大会は去年初シクロクロスで第一コーナーでパンクDNFしたシクロクロスの厳しさを実感した思い出深い大会。
前日に完璧に用意をして事前にバイクを車に積んでおいた。きれいに洗車してからと思ったけれども、家事などをしていたら時間がなくなってしまった。5時前に目覚ましをかけて便を2回して、完全無欠コーヒーを飲むというレース前のルーチンワークを一通りこなし6時に自宅を出発した。新湘南バイパス、圏央道、東名高速はスムーズに流れていた。中井中央公園の駐車場には7時ちょっと前に到着した。まだ車はそれほど止まっていなかった。車から降りると恐ろしいほどに寒かった。やはり海沿いと内陸ではかなり気温差があるようだ。
駐車場から会場へは自転車で5分もかからない距離。会場では着々と準備が進んでいた。
0720からエントリーだけれども、0715ぐらいからエントリーが始まった。ダジャさんもすぐに登場。Y崎夫妻ともご挨拶したり。
ゼッケンをつける作業が意外と時間がかかる。手はかじかんでいるし、12個のピンを刺さないといけない。焦ると自分の手を刺しそうになってしまう。
ダジャさんと一緒に試走した。去年も試走で十分走っているコースなので、試走レベルの負荷ではスムーズに走ることができた。体調は良くも悪くもない状態といったところ。
試走が終わって、C4のレースを観戦したり、地元の野菜直売所でみかんを買ったりした。
日が出てくるにつれて気温も暖かくなってきた。レースに出ているとお知り合いも増えてきた。AVAのメンバーやBBQのUさん、開成でお知り合いになったてっぺいさん、お話をして時間を過ごした。
いよいよダジャさんが出るC3のレース。みんなスタートがきれい。グランドから土手に上がるところで観戦していたけれども、先頭から少し離されていた。後で動画を拝見したら、最初の階段手前の芝生の登りで落車に巻き込まれて遅れをとってしまったと。シクロクロスはスタート時のカオス状態が面白いのだけれども、巻き込まれる当事者となると大変。
レース本番
1145からCMクラスのスタート。CM1から1分おきの時間差混走の形式。CM3は33人。最初は2列目に並んでいたけれども、いよいよCM3のスタートになって列が前方に動いたら、前に一人分入れるぐらいの空間ができた。前列の人からどうぞどうぞと。なんと最前列スタートになってしまった。ラッキーだったけれども、最前列ってこんな眺めなのね。余計に緊張してしまった。しかし前に人がいないって素晴らしい。落車のリスクも少ないし。
いよいよ号砲。
少し埋もれたものの第一コーナーをインから攻めた。去年はチューブドだったということと、ホップができなかったので後輪を強打して、そこでパンクDNFとなってしまった。アウトから曲がるという選択肢もあったけれども、アウトから曲がると砂で滑ってしまうこと、時間のロスが生じるというデメリットがある。ここはインでホップするのが最適解だと思う。
芝生の激坂を乗車してクリアし階段に突入。ここら辺ではほぼトップだった気がする。
後で動画を確認しないと。階段を登って、今度はクネクネの下り。ここもスムーズにこなせた。おそらくレース中1-3位から落ちなかったと思う。
感覚的には「自分のスピードはそんなに速くないのに、なんで後ろがついてこないんだろう」という不思議な感覚だった。3周目あたりになってきて、前をいくてっぺいさんが、かなりいいペースで走っているので、なかなか差を縮められなかった。
3位が迫ってきていないので気は楽だった。最後の4周目。てっぺいさんが上りをミスして一瞬追い抜くも、平坦でまた力強い走り。こちらも限界だった。追いつこうとしたけれども、力及ばず2位。
1位32:02.730、2位32:05.330。たかが3秒、されど3秒。あとちょっとで優勝だったと思うと悔しさもこみ上げてきたが、終始1位をキープしたてっぺいさんの力勝ちだろう。ゴールして健闘を称えあった。ゴール後追い込みすぎて気持ちが悪いのと、気管支に刺激が加わりすぎて喘息のような咳が止まらなかった。
大きなミスも機材トラブルもなかった。落車に巻き込まれることもなかった。今の自分の実力を十分に発揮できて2位になれたことは、とても満足だった。
小学校時代リレーの選手に選ばれたこともないし、部活動でもスポーツで表彰台に立つなんて初めての体験。去年からシクロクロスを始めて、昇格は夢のまた夢だと感じ万年CM3を覚悟していた。去年、初シクロクロスで第一コーナーでパンクDNFした中井中央公園大会で、表彰台に乗ることができるなんて非常に感慨深い。
いよいよ人生初の表彰台。こんな風景だったのね。知っている人も知らない人も、なんだか世界中の人から祝福されている気分になった。とてもうれしい。皆さんから写真を撮っていただいた。ありがとうございます。
C2,CL,C1のレースも観戦したかったけれども、家庭的に遅くなると次がなくなってしまうので、会場を後にした。
車を運転しながら一人反省会。
うれしいのと、こんな経験は初めてだったので、少し涙腺が緩んでしまった。
・レースのスタート位置はやはり重要。後方スタートだと落車の危険性が高まり、先頭に追いつくのにも時間と労力が費やされる。
・力を抜くところは抜く。テクニカル部分や下りでは力を抜いて心拍数を整える。
・今の体重とテクニックでは2.2barぐらいがちょうどいいかも。
・あと2kg体重を減らしたほうがいい。体が重い。
・高強度インターバルの練習を取り入れる。
・いい加減早くパワーメーターの導入を。
機材
Canyon Inflite CF SL 8.0
タイヤはシラクCXチューブレス 。前後2.2bar
公式ジャージ、レッグウォーマー、スキンズ薄目の長袖。
シューズはGiro Empire VR90