ジテツーで快調に飛ばしていたら、いきなり「バキューン!!」と。
なんだか経験したことのある音。一瞬で思い起こされた嫌な記憶と同時にリアタイヤを確認したら、あーー!!
以前のようにニップルが破損してスポークが取れている。パンクよりも大変な事態。
冷汗。。。
前回はリムが歪みすぎてブレーキを開放しても走行不能だったが、今回はなんとか走行できそう。ゆっくりとママチャリぐらいのスピードで走行して、なんとか職場に辿り着くことができた。
ほっと一安心。
2019年4月にPAX PROJECTにてDura-Ace ハブWH7850持ち込み、リムはPAXのAL24M、スポークはSAPIM CX-RAY STR SIL 、アルミニップルでホイールを組んでもらった。2019年12月に走行中にニップルが破損しスポークが飛んでしまい、PAX PROJECTにてニップル全交換の組み直しで修理してもらった。
その後、全く問題なく経過していたが、本日2020年6月11日、走行中に再びスポークが飛んでしまった。月の走行距離は通勤メインで800-900kmで、確かにストップアンドゴーが多かったり、多少の雨でも走ったりするので負荷は高めかもしれない。しかしこんなにニップル破損するものだろうか。
どうやらPAXのリムAL24M-Rとシマノハブの相性が悪く、他にもニップル破損のケースがある様子。ブラスニップルでの修理を提案された。多少重くなるかもしれないが、やはり自転車通勤が今はメインになってしまっているので堅牢性重視でブラスニップルの方がいいだろう。
大手メーカーの完組ホイールはおそらく振動実験などをしているのだろうが、手組みはハブ、スポーク、リム、ニップルと部品がバラバラで、それぞれの部品や組む人のスキルは一流でも完成品としての完成度が未知数である。したがって、壊れたら修理できるという利点はあるものの、完成品として今回のような予期しないトラブルが発生する可能性が完成品よりも高いのではなかろうか。
まあ、こうして手組みホイールの修理できるという良い点や予期しないトラブルを通じて、自身の自転車経験値が上がっていっていることは確かである。