M-ji, M.D., Ph.D.

Life is Short Eat Dessert First

1月の記録

2021年1月のアクティビティ
697.5km
33時間 55分
4,158m

振り返ってみると1月はあまり距離的にも時間的にも乗れていなかった。
二子山山系のトレイルに行ってエンデューロな刺激を受けたのがハイライト。

 

コロナに関しては、

2020年の自殺者数は前年比750人増の2万919人。リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加した。全体のうち男性は1万3943人(前年比135人減)と11年連続減となったのに対し、女性は6976人(同885人増)と2年ぶりに増加した。自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は前年から0.8人増の16.6人だった。年代別では40代が3225人(同71人増)と最も多く、中高年層の割合が高かった。増減率では20代(2287人)が17%増(同329人増)と最も高かった。19歳以下の未成年は14%増(同86人増)の707人だった。小中高生の自殺者は68人増の440人で、同様の統計のある1980年以降で最多だった。内訳は小学生13人、中学生120人、高校生307人。通年ベースで最も多かった86年(401人)を上回り、高校生についても過去最多だった。
女性や若年層の社会的弱者がコロナの影響を受けたと考えられる。自殺者数の増加は当初から予想していたが、男性が増加しなかったのが意外であった。しかしコロナの影響が1年間に渡って継続し、今後も終わりが見えない状況を鑑みると2021年は2020年よりも経済的困窮による自殺者数の増加、特に中高年の増加が予想される。小中高生の自殺者がすでに統計として増えているが、いじめ、不登校、引きこもりなどの社会的問題も増えてくると予想される。教職員のメンタルヘルスの問題も顕在化、ベテラン教職員の大量退職も加わり、教育現場の混乱そして学級崩壊が多くなるのではないか。アルコールや薬物依存症、うつ病適応障害の患者も増えるだろう。オンライン授業、テレワークや活動自粛による人間関係の希薄さに由来する学力の低下、企業の人材育成不十分など緩やかに国力は低下してくるのではないか。コロナ後遺症によるうつ、テレワークうつというような病態も出てきそうである。

コロナの影響で他県に住む祖父母に会えない、入院したら面会もできないというのはコロナの感染対策として総合的観点から適切なのだろうか。面会制限でほとんど会っていなかった患者と家族。死亡してからやっと数ヶ月ぶりに会った、なんて冗談みたいな事態が起きているのは事実。公園で子供達がマスクをして遊んでいるのは、果たして適切な感染対策なのだろうか、マナー的なものなのだろうか疑問に感じた。「お父さん、マスクしなくて恥ずかしくないの?」と子供から聞かれるが、外で自転車に乗っている時や散歩している時にマスクが必要なのだろうか。子供からそんな質問が出るぐらいに、我々の生活に非科学的過剰感染対策が浸透してしまっている。