M-ji, M.D., Ph.D.

Life is Short Eat Dessert First

SDA王滝2日目 レース当日

SDA王滝2019春42km

リザルト2:13:14 総合20位年代別7位/420名


いよいよSDA王滝当日。
うーむ。車中泊より眠れたとはいえ、熟睡はできなかった。3時の目覚ましがなる前に目が覚めた。当たり前だけど、まだ真っ暗。ちょうど相部屋の人も起きて準備を始めていた。用意されたおにぎり、バナナをお茶で無理やり流し込んだ。便はいつも通りゆるくてすぐに出た。

あーウォッシュレットは装備されているのに、ボタンを押しても反応なし。こんなこともあろうかと、赤ちゃんのおしりふきを持ってきてよかった。不潔なままずっとサドルに座っていると肛門が痛くなるので。
タイヤの空気圧は1.7barにした。1.6barでもいいと思ったけれども、舗装路が多めという情報もあったし、リム打ちが心配だったので安心の1.7barで設定した。

相部屋の人と一緒に松原スポーツ公園へ。
そういえば、知らない人と相部屋に宿泊したり、雑談したり、一緒に行動したり、元々社交性はない方だったけれども意外と楽しくこなせてしまうのは、自転車とくにMTBや王滝という共通言語があることや、参加している人同士のメンタリティが似ているせいか。

ダジャさんとの集合時間前に到着してしまい駐車場をウロウロしていたら、また便意が。真っ暗な簡易トイレの中でライトで照らしながら大するなんて、まさにセルフディスカバリー。ここでも赤ちゃんのおしりふきが役にたった。

ウォッシュレット派の人はお尻ふきは必須です笑。

早速、0430に合流して0440に一緒に滝越に向けて出発。去年より湿度があって暖かった。吐く息は白くならなかった。だんだんと体が温まってきた。37分で到着。予定通り。脚もよく回るし、調子は良さそうだ。
0520に到着して、前から3番目ぐらい。

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ダジャさんは去年入賞しているので最前列。トイレの位置が去年と違っていて歩いて10分ぐらいかかるテニスコート方面になっていた。毎年恒例の紙がない事件はなかった笑。

スタートの0700までだいぶ時間があるので、おしゃべりしたり。荷物は預けることができた。去年優勝者の0さんもいて少しお話しできた。
服装は迷ったけれどもアームウォーマーは装着、レッグウォーマーは脱いだ。結果的にレース中は暑かったのでアームウォーマーもいらなかったかも。スタートまでにジェル1本、スタート30分前に芍薬甘草湯1Pを摂取した。

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0700ちょうどにスタート。

スタートはいつもの「ポワーン」で。この瞬間が緊張する。先頭集団についていったものの、後ろから来る人に前にいかれてしまい、少し後ろに下がってしまった。トンネルまでは先頭集団で。

トンネルでは目の前で急に落車。Goproの映像を後で見てみると、落車した人の前の前の人がふらついて、前の人がブレーキしたら、落車した人がレーンを外して中央の砂利とレーンの間にタイヤを入れてしまいバランスを崩したような状況と推測された。

毎年のようにトンネルで落車があるので気をつけないと。トンネルはもっと先頭で入った方が良かったかも。

トンネルを抜けてから先頭集団の背中が遠くなっていった。でもまだ視界からは消えていない。スタート15分後あたりから先頭集団は視界から消えた。速い人で集団で走っているので差は開く一方。去年優勝者Oさんの男の一本引きだったらしい。

あー今年はダメかなと一瞬思ったけれども、腐らずペダリングを続けた。stravaで確認すると舗装路はPR。

最初のグラベル上りはPRから1分遅れだった。
一方で下りはかなりスピードにのることができた。下りで抜かれまくった最初の頃とは違い、下りで人を抜かせるようになったのは成長した証か。ちょっとパンクしないか心配だったけれどもマキシスのタイヤを信じて攻めることができた。上りで抜かれた人たちを数人抜いた。

下りで集中力を使う。路面状況やラインの見極め。どのぐらいのスピードで突っ込むか攻めと守りの気持ちのせめぎ合い。激しく続く振動。王滝の下りは全くもって休めない。ずっと体が振動してからの登り返しで両脚が強烈に攣ってしまい悶絶した。
スタート地点に戻ってからの舗装路上りで、両脚が盛大に攣ってしまい芍薬甘草湯を摂取しようとした。乗車しながらの服用はかなり難しくて半分以上をぶちまけてしまった。ジェルの摂取はしやすいけれども、芍薬甘草湯はレース前に2包服用したほうが良かったかも。そしてレース中の摂取について検討しないと。あと電解質が乱れても脚が攣りやすいので、電解質タブレットの摂取方法も検討の余地あり。

舗装路上りからのグラベル上りが辛かった。もう疲れがたまっていて、腰も悲鳴をあげていた。息も絶え絶えで気力で登っていった。脚が攣りそうになるのをだましだまし上った。下りで抜かした人に追い抜かれるという始末。

うーん。。。当たり前だけど上りも下りも速くないと上位には食い込めない。Goproのバッテリーも終了。ここら辺まで来ると記憶も曖昧。

最後の下りは攻めることができた。下りで再び何人か抜かした。最後の上り返しで再び両脚が攣ってしまい2人に抜かれた。脚が攣るのはいい訳ではなく、レース強度で練習していない現実への直面化なんだろう。

 

やっとゴール!この達成感と安心感。やっぱり王滝は楽しいわ〜

この達成感、充実感は王滝でしか味わえない。

ゴール後、最初から最後まで競り合っていた人と健闘を称えあった。

ダジャさんも既にゴールしていて、なんと総合4位。いやはや素晴らしい!

おめでとうございます!

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一緒に駐車場まで戻った。汗が冷えて寒い寒い。ダジャさんから先頭集団のレース展開を聞きながら。

今回の王滝は正直に今の実力が出たと思う。もう少し上位に食い込むにはやはり練習をしないと。脚が攣ってしまっていたので、レース強度での練習も重ねないとダメだし、2-3時間高強度で走ることも必要だと感じた。あとはフルサスにするともう少し下りも速くなって、体への負担が減って攣ることもなくなるかも。でも先ずは身体を鍛えねば。

 

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Stravaの結果から

距離:40.02km
移動タイム:2:12:29
獲得高度:1,018m
推定平均パワー:168W
温度 8℃
経過タイム 2:15:47

 

フレーム:GrandCanyon AL SLX 29

フォーク:Fox 32 Float 29 FIT Factory Terralogic 82psi リバウンド7クリック、テラロジックは真ん中から2クリック柔らかく

コンポーネントSHIMANO XT

ホイール:DT Swiss X-1700 Spine Two

タイヤ:MAXXIS IKON 前後1.7bar

・着衣:公認ジャージ、アームウォーマー、レッグウォーマー(レース前に脱いだ)、raphaのアンダー、フリース(レース前に脱いだ)、ウインドブレーカー(レース前に脱いだ)、フルフィンガーグローブ

・持ち物:チューブ2本、タイヤブート、ボンベ2本、携帯ポンプ、タイヤレバー、タイヤパッチ、(ミッシングリンク、チェーンカッターはチェーンを交換したばかりなので持たなかった)

・補給食:ジェル4本、芍薬甘草湯2P、緑十字電解質タブレット1袋。レース前にジェル1本、芍薬甘草湯1Pを摂取。レース中にジェル1本、芍薬甘草湯1P(全部飲めなかった)を摂取。1000mlのボトルにCCDを2袋入れた。

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今回はすぐにリザルトが出ていた。

BUCYO COFFEEでプロテインを一気飲みした。ダジャさんと写真を撮ったり。レース後にとてもいい気分だった。

滝旅館に戻って、すぐに風呂に入った。気持ちよすぎて一気に全身の力が抜けた。やっぱり宿泊して良かった。

荷物を引き取り、BUCYO COFFEEでコーヒー2杯、ホットドックを買い込んで1111に松原スポーツ公園を後にした。

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途中から眠すぎてコーヒーをがぶ飲みして、カフェインタブレットを摂取した。眠気は飛んだけれども、カフェインの過剰摂取で動悸と吐き気が。

途中から雨が降り出した。渋滞が始まり談合坂SAでトイレをした。15時過ぎに自宅到着したので帰りも4時間ぐらいで到着した。

王滝楽しかったな。9月にも参戦予定なので頑張るぞ!