今シーズン初のシクロクロスの大会。湘南シクロクロス第一戦湘南国際村大会。
湘南国際村は行き慣れているので自走で。総時間でどのくらいの距離を走れるかを考えてしまうのは、時間がないお父さんライダーの思考か。
受付が0720からなので0620に出発した。荷物を背負ってシクロクロス車でまったりと走っていたら、意外と時間がかかってしまった。
昨日は快晴だったのに、今日は気温が低めで曇り空。湘南国際村でK田さんに遭遇した。お元気そう。コンビニで水1.5ℓを買ってから会場へ。
すでに到着していたダジャさん、S谷さんにご挨拶。早速、受付をしてから試走へ。公開試走でも走っているので、コースはある程度知っていた。難易度高めのところでも、ある程度トレイルを走っている人なら完全乗車できるコース。
レース前の感触としては体調もいいし、暑すぎず寒すぎず天候的にも良い。
0830に試走が終わって、レースまで3時間ある。うーむ長いなあ。家に帰ってまた来れるぐらいの時間。
SBC山でご一緒したことのあるY崎夫妻とお話ししたり。他のカテゴリーのレースを見たり。C3のスタートをみたけれども、すごい勢いでしかもスムーズ。カテゴリーが上がると見ている方も面白い。レース感が素晴らしい。
S谷さんの力強い走り。
レースを見ていて、みんなガンガンとリムを打っていた。下ったところでの段差なので抜重が難しい。パンクも多数。パンクのまま走り続けている人もいて驚いた。
パンク多発地点。
そうこうしているうちにS木さんが登場。昼の試走に合わせてきたらしい。一緒に試走した。昼の試走から登場するところがすでにこの日を暗示していたのかも笑。
僕は自走や朝の試走、昼の試走で走りすぎたような感じ。
やっとCM3のレース。ほとんどポイントがないので、ほぼ最後尾から2列目ぐらいのスタート。
シクロクロスはスタートが大事だし、最初から全力走行なのでとても緊張する。
予定時間通りにスタート。
スタートは可もなく不可もなく。大きな落車もなかった。案の定、舗装路を上がったテクニカルな上りの部分は大渋滞だった。自転車を降りてほとんど押して登った。
そうこうしているうちに、あーー、先頭集団は遥か彼方へ。
ひたすら前へ前へ。仕方ないので一人ずつ抜いていく。
去年、パンクでDNFしたことが念頭にあったし、リム打ちしそうなところが何箇所かあったので、空気圧はあえて高めの2.5barにしていた。リム打ちの心配はなく、グイグイいくことができたけれども、芝やシングルトラックでは明らかに跳ねていた。おそらく高めでも2.2-2.3barぐらいが上限だったのかも。
逆に空気圧が少ない人は、おそらくリム打ちパンクで自転車を降りている人がちらほら。他のシクロクロスの大会よりパンクが多かった気がした。
走っていて小枝を巻き込んでチェーン落ち。内側に落ちてしまった。すぐにリカバリーできたけれども、その間に何人かに抜かれてしまった。
うーむ我慢のレース。そして今度は前の人を抜こうとした時に段差に前輪を取られて、あっという間に落車。あー。
左下腿を強打して流血している。まあ大丈夫そう。自転車を確認したけれども問題はない。再び気を取り直して走り始めた。もう淡々と走るしかない。
残り1周のアナウンスを聞いてひたすらがんばった。
なんとかゴール!
CM3 スタート時刻 11:40
距離・周回数 1.0+1.5km×6Lap
エントリー 32名 スタート 25名 完走 24名(完走率96.0%)
9位(36%) +2:57 36% 11pt/CM3
そしてなんと自転車仲間のS木さんがCM3で優勝。素晴らしい。昇格おめでとうございます!
レースは結果が全て。言い訳無用だけれども備忘録的反省点としては、
・リム打ちパンクDNFの恐怖から空気圧を高くしたけれども、高すぎた。体重やコースプロファイルを考慮しても2.2-2.3bar上限ぐらいでいいだろう。
・やはりスタートは大事。特に大渋滞しているうちに先頭集団は遥か彼方に行ってしまうので、追いつくのが大変。コンスタントにシクロクロスの大会に出てポイントを貯めて、せめて1-3列目スタートにしたほうがいい。
・30分の全開走行に慣れていない。ホームコースでレース強度で30分という練習をしたほうがいい。
・前走者を抜くときはしっかり抜く。
・シケインが苦手。週1回でもランを取り入れてもいいかも。
・シクロクロスはMTBと違って、思い切り突っ込めない繊細なバイクコントロールや競合いが楽しい。微妙な空気圧調整、コースライン、リム打ち回避、自分との戦いではなく他人との純粋な戦い。
レースが終わって少し霧雨が降ってきた。
一人脳内反省会をしながら自走で帰宅した。
機材
Canyon Inflite CF SL 8.0
タイヤ:SERAC CX チューブレス。前後2.5bar
ジャージ:公式ジャージ 半袖半パン
シューズ:Giro Empire VR90
自宅に帰ると鍵が見つからない。しかも、家族は出かけてしまっていた。待ちぼうけ。やれやれ。なんだか今日はついていないなあ。
僕より先輩の方が表彰台に乗る姿を見て、年齢を言い訳にしてはいけない、そしてまだ自分にも希望があるのではないかと感じた。
いろいろと課題の残るレースになったけれども、得るものも多かった。
湘南シクロクロス第一戦湘南国際村大会とても楽しいレースでした。テクニカルな上り、細かなアップダウンがありMTBer向きかも。
ぜひまた開催してほしい。
レースの動画
2019.10.6湘南シクロクロス第一戦湘南国際村大会1 CM3 9位(36%)
2019.10.6湘南シクロクロス第一戦湘南国際村大会2CM3 9位(36%)