東京オリンピックのチケットが当選して、気分良く自転車通勤で帰宅途中、急にパキューンと音がしてタイヤがロックしてしまった。確認してみると、スポークがリムから外れてタイヤがふれていた。ブレーキを開放しても、ふれが著しく回転しない。スポークが1本外れるだけで、こんなにタイヤってふれてしまうのね。
ロードバイク に10年以上乗っていてスポークのトラブルは初めて。運が良かっただけか。ホイールを組んだこともないし、構造がよく分からない。もうお手上げ。
我家のサポートカー（妻）にサポート要請の電話したところ、「自力で帰還せよ」と冷たい対応（涙）。そういえば、お高いau自転車向け保険に入っていることを思い出し、救助の要請をした。そうこうしているうちに雨が降ってきた。天気予報は雨だったっけ？東京オリンピックに当選したルンルン気分は遥か遠い過去のようだ。汗も冷えて凍えてきた。近くのコンビニに入り、保険屋の救助を待ちに待った。
ミニバンが救助に来るのかと思ったら、なんとトラックが！ 中型のトラックに8kgのロード1台を運搬する。
そして自分は助手席へ。様々な保険会社と契約し、普段は交通事故などで故障した車やバイクを運搬しているそう。ロードバイクを乗っている人は、ある程度のトラブルは自分で解決してしまうので、そこまで需要はなく、このようなトラックで運用しているとのこと。
なんとか自転車と共に自宅に帰還できた。この世の幸不幸は均一化されているらしい。良いことの後には悪いことが起きる。まさにそんな一日だった。
